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TeamsとDynamics 365を組み合わせると何ができる?具体例を解説

マイクロソフトが提供する組織コミュニケーションを促進するMicrosoft Teams(以下Teams)。そしてクラウドベースで統合アプリケーションを提供するMicrosoft Dynamics 365(以下Dynamics 365)。Microsoftが提供するアプリケーションは当然のことながら親和性が高く、互いの連携によって大きな相乗効果を生み出します。

本稿でご紹介するのは、TeamsとDynamics 365を組み合わせると何ができてどのような効果があるのか?です。いくつかしなりをはあるのですが今回は営業プロセスについてご紹介したいと思います。TeamsとSFA/CRMとしてのDynamcis 365を連携した場合の具体例を解説していきます。

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TeamsとDynamics 365について

TeamsとDynamics 365の連携についてご紹介する前に、予備知識としてそれぞれの特徴をおさらいしておきます。

Teamsは2017年3月14日にサービス提供が開始されたコミュニケーションツールであり、組織間コラボレーションの促進・効率化を目的としたMicrosoft Office 365(以下Office 365)に含まれているサービスです。Teamsは従来から提供されていたSkype for Businessの代替になるサービスであり、チャットメッセージ・ウェブ会議・無料通話・ファイル共有などのコミュニケーション機能に加えて、Office 365で提供される複数サービスの機能をタブとして追加でき、Office 365の「ハブ的存在」としての役割も持ちます。

一方、Dynamics 365はクラウドベースで提供される統合アプリケーションであり、以下のアプリケーションを統合的に整えられるサービスです。

  • Sales(営業管理/SFA)
  • Customer Service(顧客管理/CRM)
  • Field Service(フィールドサービス/保全活動)
  • Human Resources(人事管理)
  • Finance(財務会計/管理会計)
  • Supply Chain Management(サプライチェーン管理
  • Commerce(販売管理)
  • Project Service Automation(プロジェクト管理)
  • Marketing(マーケティングツール)
  • Artificial Intelligence(人工知能)
  • Mixed Reality(複合現実/MX)
  • Customer Data Platform(顧客データプラットフォーム)

ユーザーはDynamics 365で提供されている各種サービスを統合的に利用することも、必要なサービスだけを組み合わせて利用することもできます。また、Teamsをはじめとした各種Microsoft製品との親和性が高く、データ連携によってあらゆる業務要件への対応が可能になります。

◆TeamsとDynamics 365の連携で何ができる?

それでは、TeamsとDynamics 365の連携した場合の具体例をご紹介します。ここでは主に、新型コロナウイルス感染症拡大によって到来したニューノーマル時代における、営業組織でのCRM活用課題を踏まえての具体例になります。

具体例①運用ログの蓄積によって営業担当者の活動を見える化

組織のコミュニケーション基盤になるTeamsには、チャットメッセージ、ウェブ会議、ファイル共有、離席確認、その他カスタマイズによって様々な機能を搭載することが可能です。ゲスト招待機能によってリードや顧客との商談にも活用できることから、Teamsの運用ログを収集してDynamics 365に蓄積するだけで、営業マネージャーは担当者ごとの活動をいとも簡単に可視化できます。

具体例②顧客サポートにおける活動内容のリスクを早期にキャッチ

Dynamics 365環境とTeamsがで0た連携されていることで、オンサイト活動とテレワーク活動の両方を可視化しながらその情報を統合し、顧客サポートがどのように行われているかを全体的に明示することが可能です。それによって「活動内容のリスク」を早期にキャッチし、サポート漏れ等を無くして顧客満足度を高めることで売上向上へと貢献できます。

具体例③組織内外のコミュニケーション問題を解消する

ニューノーマル時代では非接触ビジネスが基本になるものと考えられます。その場合の営業活動では、リードや顧客だけでなく、組織内におけるコミュニケーション問題も発生しがちです。やはりオンラインでのコミュニケーションにはそれ相応の難しさがあり、それに困窮している営業担当者も多いでしょう。

Dynamics 365とTeamsを掛け合わせた環境では、顧客情報を確認しながらシーンごとに合わせたコミュニケーション方法で素早く情報交換できるのが特徴です。様々な場所からオンライン会議を開くことができ、ファイル共有もその場で行えます。また、画面共有機能によって営業担当者が画面に表示している資料をリードや顧客と共有しながら商談を進めることも可能なので、対面に近い形でコミュニケーションが取れるのが特徴です。ポータルサイトなどを活用して営業組織専用の掲示板を作成すれば、情報交換も活発になります。

◆SBTのDX Sales for Microsoft Teams

新型コロナウイルス感染症拡大によって大きく変化した営業スタイルにおいて、様々な課題を抱えていることでしょう。そして、上記のようにTeamsとDynamics 365を連携した具体例は、そうした課題を抱えている営業マネージャや営業担当者にとって魅力的に映ることでしょう。では、どうすればTeamsとDynamics 365の連携をスムーズに進められるのでしょうか?ここでご紹介するのは、SB(ソフトバンク)テクノロジー株式会社が提供する連携サービス「Sales for Microsoft Teams」です。

Sales for Microsoft TeamsではDynamics 365とOffice 365を組み合わせることによって、テレワークで可視化が難しかった営業担当者の活動を把握するのに最適なソリューションです。ニューノーマル時代に営業活動のPDCAサイクルを確実に回していくための確実な手段をご提供し、特にTeams連携とPower BIによる可視化を強化することでスピーディな顧客対応と活動分析(DoとCheck)から、見落とされがちな顧客サポートの弱点やリスクを顕在化し、スムーズに次のアクションへと繋げられます。

Sales for Microsoft TeamsではTeams連携とPower BIの可視化により、営業担当者のアクティビティの内訳を簡単に可視化できます。また、ターゲット顧客の訪問計画との実績を対比でき、帳票はExcelで出力できるので編集も可能です。

いかがでしょうか?ビジネスの様態が刻一刻と変化する中、営業活動に課題を抱えている企業は多いでしょう。それを解決するためにもぜひ、SBテクノロジー株式会社が提供するSales for Microsoft Teamsをご検討いただければと思います。

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