販売管理ソフト選びについてお悩みですか?ここでは、そんな方のためにおすすめの販売管理ソフト10選をご紹介します。
販売管理ソフト選びでまず大切なのは、各製品が持つ特徴を理解した上で、自社に最適な製品を見極めることです。そのための機能要件定義などは簡単にできても、製品ごとの特長を理解することは難しく、なかなか検討が進まないというケースが多くあります。
本稿では各販売管理ソフトの特徴を詳しく紹介していくので、販売管理ソフト選びにおいて参考にしていただければと思います。なお、今回紹介するのは次の10製品です。
Microsoft Dynamics 365- アラジンオフィス
- エグゼクイント
- 弥生販売17ネットワーク
- ShareBRIDGE
- GLOVIA きらら 販売
- TRADING
- Plaza-i
- 販売ワークス
- flam
それでは、さっそく製品の特長を紹介していきます。
Microsoft Dynamics 365
- 販売管理に限定しないトータルサポート(ERPやCRMなど)
- Microsoftが提供する確かなセキュリティ
- アプリケーション単位での導入も可能
- Microsoft Officeなどとの連携による生産性
Microsoft Dynamics 365は2016年11月1日に提供開始された、Microsoftの新しいクラウドサービスです。概要はCRMソリューションのDynamics CRMとERPソリューションであるDynamics AXを統合しかつブラッシュアップしたものであり、企業に必要なシステム環境をトータル的にサポートします。
つまり、販売管理だけでなく営業支援や財務会計など、様々な業務をカバーするシステムを一手に導入することができるのです。
Microsoft Officeライクな使いやすいインターフェースを持つのはもちろんのこと、Microsoftが持つセキュリティ技術を利用したデータセンターで運用されているため、セキュリティ的にも安心して利用できます。
また、利用するプランによってアプリケーション単位で導入することもできるので、既存のシステム環境に合わせて最適なDynamics 365を構築することも可能な柔軟性の高いサービスです。
アラジンオフィス
- カスタマイズ可能なイージーオーダーパッケージ
- 販売管理と在庫管理に特化したシステム
- 数ある導入実績から蓄積されたノウハウ
販売管理システムをパッケージソフトとして導入する場合、基本的にはカスタマイズに対応していません。対してアラジンオフィスではフルカオーダーからパッケージカスタマイズにも対応しており、柔軟性の高いサービスを提供しています。
販売管理と在庫管理に特化したシステムは作りがシンプルであり、国内5,000社以上の導入実績からくるノウハウで安心してシステム設計を任せられます。
エグゼクイント
- 様々な業種に対応する柔軟性
- 5ライセンス40万円から利用できる
- 80種類を超える帳票管理が可能
パッケージソフトとして提供されているエグゼクイントは、卸売、加工販売、製造販売、鋼材・食品・塗料・医療機器などの製造業を含め、多様な業種に対応する柔軟性を持っています。
また、パッケージソフトとしては比較的コストパフォーマンスが高く、5ライセンスで40万円から利用できるのがポイントです。80種類超えの帳票管理も、販売管理業務を強く支援してくれます。
弥生販売17ネットワーク
- 販売管理ソフトとして高いシェア率
- 個人事業主への売上実績No.1
- 導入後のサポートも充実
スタンドアロン型の販売管理ソフトで人気のNo.1といえば弥生販売シリーズ。そのネットワーク版になるのが弥生販売17ネットワークです。
弥生販売として使い勝手はそのままに、最大20ライセンスまでサーバでデータを一元管理することができます。
ライセンス費用も年間保守費用も低価格帯で提供されているので、導入しやすさにも定評があります。
ShareBRIDGE
- 基本的な販売管理機能をクラウドとして低コストに
- 外国語対応は別途相談可能
- 多少のカスタマイズ性もあり
クラウド型の販売管理システムを導入する場合、まず先に来るのがコストメリットです。ShareBRIDGEでは基本的な機能を低コストで提供しているので、販売管理初心者におすすめ。
また、外国語対応やカスタマイズなどの融通もきくので、自社の要件にマッチしたシステムを構築できます。
GLOVIA きらら 販売
- 富士通グループのシステムノウハウを集結
- 基幹業務統合を素早く実現
- リアルタイムな経営可視化
富士通は500社以上のグループ会社がり、それらのシステム環境運用において集結されたノウハウを持つのがGLOVIA きらら 販売です。販売はもちろんのこと会計、人事給与までサポートしているので、基幹業務の統合を支援します。
さらに、蓄積されたデータをリアルタイムに可視化でき、経営へ活かすことができます。
TRADING
- 輸出入貿易など外貨対応の販売管理システム
- 英文でのドキュメント作成が可能
- 原価管理、ロット別の在庫管理に対応
貿易業に特化した販売管理ソフトであり、英文ドキュメント作成など様々な機能を提供しています。逆に一般企業での販売管理業務にはフィットしない可能性が高いの注意しましょう。
Plaza-i
- 総合的なシステム環境を構築できる
- 海外進出にも対応
- 帳票を英語に切り替え可能
Plaza-iは販売、会計、物流などのシステムをトータル的に提供するERPソリューションです。英語での帳票作成などバイリンガル機能を提供しているので、海外進出を狙う企業でも導入できる製品です。
販売ワークス
- 低コストで利用できるクラウドサービス
- 販売、会計、給与を一定に導入
- シンプルなインターフェース
クラウド型の販売管理ソフトの中でも低コストで利用でき、1契約(2ライセンス)月額3,000円から利用できます。また、販売管理だけでなく会計や給与といった管理機能を提供しているのも特徴です。
flam
- クラウド型ながら多機能なサービスを提供
- 処理スピードが高く快適なオペレーション
- システムはAWS上で多重化構成
販売ワークス同様に低価格帯で提供されているクラウド型の販売管理ソフト。販売管理に特化して多機能を提供し、処理スピードが速いことでストレスなくオペレーションを遂行できます。
まとめ
以上、おすすめ販売管理ソフト10選を紹介しました。今回紹介した各製品の特長は実際の使用感を示したものではないので、ピックアップした販売管理ソフトについてはしっかりとトライアルを実施して一度利用してみることをおすすめします。
また、表面上の料金にとらわれるのではなく、「実際に使用してみてどうか?」を確かめることで、より最適な販売管理ソフト選びができるでしょう。