オンラインのファイルストレージ、チームサイトなど情報共有のプラットフォームとして提供されているSharePoint Online及びSharePoint Serverですが、利用する上でいくつか知っておいていただきたい制限があります。
今回は数ある制限の中でもよく使用するExcelブック、Webアプリケーション、検索、ブログ、ワークフローといった5つの制限について紹介していきます。
ちなみにマイクロソフトが定義している制限の種類については以下のものがあります。
- 境界…仕様によって固定されている超過不可能な絶対制限値。
- しきい値…既定値のある制限で値を変更しない限り超過できない制限値。状況に応じて超過させることができるが、規定値を超えるとパフォーマンスやその他の制限の有効値に影響を与える可能性がある。
- サポートされる制限…パラメーターごとにテスト済みで定義された規定値。この規定値を超えると予期しない結果、パフォーマンスの著しい低下など悪影響が発生する可能性がある。
Excelブックのファイル制限
Excelブックのファイル制限を超えてしまうと、ブラウザーでファイルを開けなくなるか、開けても編集や更新ができなくなる可能性があります。
SharePoint Onlineではディスクまたはメモリの使用量が大きくなり過ぎないように、ブラウザーで編集できるExcelブックにいくつかのファイル制限がかけられています。
ちなみにSharePoint Online以外のサブスクリプションでも同様にファイル制限がかけられているので、合わせて紹介しておきます。
Webアプリケーションの制限
SharePoint Serverでは独自にWebアプリケーションを作成・管理・削除することができます。ここでもいくつかの制限があるので確認していきましょう。
検索の制限
SharePoint Online及びSharePoint Serverでは、コンテンツや辞書など様々な検索機能を提供している中に、いくつかの制限があります。
ブログの制限
組織やチームのコミュニケーションプラットフォームととして提供されるSharePoint Online及びSharePoint Serverでは、ブログが重要なコミュニケーションツールの一つとなります。
投稿数とコメント数にそれぞれ制限がありますので注意しましょう。
ワークフローの制限
こちらも、コミュニケーションツールや業務を円滑に進めるために重要な機能の一つ。SharePoint Online及びSharePoint Serverの中でも制限が多いので注意してください。
まとめ
いかがでしょうか?今回はSharePoint Online及びSharePoint Serverを利用する上で、重要な制限について5つ紹介しました。
こうした制限を予め知っておくと、いざ導入した際に、スムーズに機能を使いこなしていくことができるので、SharePoint Online及びSharePoint Serveを検討されている方はぜひ参考にしてください。