家庭用エディションとビジネス用エディションを提供しているMicrosoft Office。皆さんは2つのエディションの違いをご存知ですか?知っておくと意外にお得な情報が隠れていたりします。
そこで今回は、Microsoft Office家庭用エディションとビジネス用エディションの違いをまとめてみました。
家庭用エディションで提供されているもの
いわゆる個人向けのOfficeアプリケーションですが、導入方法としては3つあります。
ライセンスを購入してPCへインストールするパッケージ型。月額料金を支払うことで利用できるサブスクリプション型。そしてPCに初めからインストールされているプリインストール型です。
ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
パッケージ型Office
まず、提供されているパッケージは以下の3つになります。
エディションによって利用できるOfficeアプリケーションが異なりますね。ビジネスでも活用するというのであればPowerPointは必須かと思いますので、Home&BusinessかProfessionalを選択するといいでしょう。
※2017年3月のライセンス改定により、Office 365 BusinessにもAccessがバンドルされました。
サブスクリプション型
家庭用サブスクリプション型で提供されているのはOffice 365 Soloのみです。月額1,062円(年次契約割引適用)で全てのOfficeアプリケーションが利用でき、かつ1TBのクラウドストレージと60分のSkype無料通話が利用できます。
また、後述しますがさらにお得に利用する方法もあります。
プリインストール型
プリインストール型で提供されているのは以下の3つになります。
※2017年3月のライセンス改定により、Office 365 BusinessにもAccessがバンドルされました。
一見してパッケージ版と同じように見えますが、最新バージョンへ常にアップグレードできたりOffice 365同様に1TBのクラウドストレージや60分のSkype無料通話が付与されます。(ただし2年目以降は有料)
ビジネス用エディションで提供されているもの
ビジネス用エディションでOfficeアプリケーションを導入する場合、ボリュームライセンス型とサブスクリプション型のどちらかを選択することができます。
ボリュームライセンス型
サブスクリプション型が普及するまで一般的だった導入方法で、ボリュームディスカウントという割引やアシュアランス追加(有料)によるサポートを受けることができます。
ボリュームライセンス型で導入できるエディションは2つで、Officeアプリケーションをシンプルに導入するかエンタープライズとしての機能も求めるかで区別されます。
サブスクリプション型
ビジネス用エディションで提供されているOffice 365ではニーズに合わせて3つのプランから選択することができます。
300ユーザー以下向けプラン
ユーザー数無制限プラン
※2017年3月のライセンス改定により、Office 365 BusinessにもAccessがバンドルされました。
このようにOffice 365ではそれぞれのニーズに合わせてプランを選択したり、あるいは組み合わせることも可能なのです。
おすすめの導入方法は?
家庭用ならOffice 365 Businessがおすすめ
ビジネス用エディションとして紹介しましたが、個人でも利用できるのでOffice 365 Soloより低価格なOffice 365 Businessがいいでしょう。
ビジネス用ならOffice 365から選ぼう
以前はボリュームライセンスでの導入が一般的でしたが、最近ではOffice 365を導入するユーザーが増加しているます。Officeアプリケーション以外にも便利な機能を提供していたり、モバイルを含めインストール台数が最大15台であったり、サーバの管理運用が必要なかったりと様々なメリットを提供しているのが最大の理由です。
組み合わせ次第であらゆるニーズに対応できるのもポイントですね。
まとめ
いかがでしょうか?家庭用でOffice 365 Businessを導入するとお得だったりビジネス用Office 365ではプランの組み合わせができたりと、違いを知れば知るほどお得な情報が出てきます。
皆さんならどのようにしてMicrosoft Officeを導入しますか?