グループウェア導入でお悩みですか?
確かに、国内で提供されているものだけでも相当数の製品があるので、一体どれを選べばいいのかと混乱する気持ちも分かります。
そんな悩みを解消すべく、今回は国内で提供されているグループウェアを20製品集めてみました。誰もが知っている人気製品からちょっとマイナーな製品まで幅広く比較しているので、是非今後のグループウェア比較に役立ててください。
「4つの人気グループウェアを機能面でも比較したい!」という方は、別記事でも比較しているので是非参考にしてみてください。
参考:グループウェア徹底比較、国内主要ベンダーを比較!
人気グループウェア
1. Office 365(オフィス365)
Office 365はMicrosfotが提供するグループウェアであり、Word・Excel・PowerPointなどお馴染みのOfficeアプリケーションを提供しているのは同製品だけです。1ユーザーに対し最大5台のPC、そして最大5台のモバイルデバイスへOfficeをインストールできることから、コミュニケーション活発化だけでなくライセンス管理の煩雑さからも解放されます。
グループウェアとしての機能も申し分ないので、ビジネス志向のグループウェア活用におすすめです。
初期費用:0円
月額費用:540円~/1ユーザー
2. Google Apps(グーグルアップス)
こちらは検索エンジン会社のGoogleが提供するグループウェア。GmailやGoogleカレンダーなど多くのユーザーが使い慣れたインターフェースで各機能を提供しています。Officeアプリケーションのインストールは提供していませんが、GoogleドキュメントなどオンラインOfficeを利用することは可能です。
初期費用:0円
月額費用:500円~/1ユーザー
3. desknet’s NEO(デスクネッツネオ)
desknet’s NEOはグループウェアとしての標準的な機能を備えつつ、安否確認などBCP(事業継続計画)対策になる機能を提供しています。人気グループウェアの中では比較的安価に導入出来るのもポイントの一つです。
初期費用:0円
月額費用:400円/1ユーザー
4. サイボウズOffice10
サイボウズ10は国内シェアNo.1のグループウェアであり、直感的なインターフェースから使いやすいと評判です。サイボウズでは同製品以外にも「サイボウズGaroon」や「サイボウズLive」などいくつかのラインナップがあります。
初期費用:0円
月額費用:490円~/1ユーザー
低格帯グループウェア
5. Office Lance(オフィスランス)
Office Lanceはプランがユーザー数ごとに区別されており、300ユーザープランでは月額8,460円で提供しています。1ユーザーあたり28.8円と今回紹介するグループウェアの中では最も低コストな製品です。(無料製品を除き)
初期費用:0円
月額費用:1,000円~/10ユーザー
6. HotBiz(ホットビズ)
HotBizは月額10,000円で200ユーザー数まで利用できるグルーウェアなので、1ユーザーあたりに換算すると50円で利用できます。つまりユーザー数が多ければ多いほど低コストで利用できるということです。
初期費用:10,000円~
月額費用:10,000円~/200ユーザー
7. オルカ
10ユーザーごとに1,000円の課金で利用できるので、1ユーザーあたり100円で利用できるグループウェアがオルカです。ただしメール機能やワークフローはオプションとして提供されているので、他のグループウェアと同等の機能を持たせようとするとコストメリットは低くなります。
初期費用:20,000円~
月額費用:1,000円~/10ユーザー
8. J-MOTTO(ジェイモット)
J-MOTTOはオプションサービスが豊富なグループウェアとして有名です。Web給与明細や宿泊予約など珍しい機能で従業員の利便性を高めることができます。ちなみにdesknet’s NEOベースで提供されているので、インターフェースが同じです。
初期費用:0円
月額費用:3,000円~/20ユーザー
9. RiNK(リンク)
RiNKも1ユーザーあたり100円で利用できるグループウェアですが、年間プランに限定されています。ユーザー数に関しても5ユーザーごとの課金なので注意が必要です。ただし上位プランであるフルプランでも月額300円で利用できるという特徴があります。
初期費用:0円
月額費用:6,000円~/5ユーザー(年間プランの場合)
10. E-グルPro(イーグルプロ)
Googleカレンダーとの連携機能を持っているので、日頃ビジネスでGoogleカレンダーを活用している企業におすすめです。また、プラス20円で必要な機能を追加できるポイントにも注目。
初期費用:0円
月額費用:100円~/1ユーザー
無料から利用できるグループウェア
11. Aipo.com(アイポ)
無料で利用できるグループウェアとしてはNo.1シェアを誇るのがAipo.comです。ただし1社あたりの基本容量は10MBなので、有料プランを利用するニーズはすぐに高まるかと思います。
初期費用:0円
月額費用:0円~
12. GroupSession(グループセッション)
PCからの利用に限定されますが、GroupSessionは無料でかつユーザー数無制限で利用できるグループウェアです。機能面ではいたって標準的なので可もなく不可もなく。モバイル対応とサポートは有料となります。
初期費用:0円
月額費用:0円~
13. iQube(アイキューブ)
iQubeはナレッジ蓄積に特化したグループウェアであり、無料でも多機能を提供しています。ただし、無料で利用できる容量は全体で30MBなので本格的に使い込むには優良プランへの移行が必要でしょう。
初期費用:0円
月額費用:0円~
14. Grmo(グルモ)
「本当に使う4つの機能だけを提供するグループウェア」として注目されているのがGrmoです。スケジュール管理、掲示板、タイムカード、利用状況解析の4つをシンプルに提供しているので、複雑なシステムを入れたくないという企業におすすめ。ちなみに無料で利用できるのは10ユーザーまでとなります。
初期費用:0円
月額費用:0円~
15. GRIDY(グリディー)
無料グループウェアとしはユーザー数・容量共に無制限で利用できるので、情報共有の多い会社ではこのGRIDYが魅力的でしょう。しかしモバイル版を利用するには有料グループウェア「Knowledge Suite」を導入する必要があるので、営業の多い企業では要注意です。
初期費用:0円
月額費用:0円~
16. Rグループ
Rグループは「完全永久無料」を謳っているグループウェアで、モバイル対応も標準で提供しています。無料通話機能や20カ国語にも対応しているので無料グループウェアの中でも最も多機能と言えますね。
初期費用:0円
月額費用:0円
その他の特徴を持つグループウェア
17. ByCloud(バイクラウド)
ByCloudはGroupSessionと同様に日本トータルシステムスが提供する有料グループウェアです。1ユーザーあたり月額300円と安価に導入できますがスマートプランではWebメール、RRS、全文検索機能が使用できないので、月額600円のプレミアムプランがおすすめです。
初期費用:0円
月額費用:300円~/1ユーザー
18. CLOVER(クローバー)
国内企業のSBIホールディングスと韓国企業のLG CNSの合併会社、SBI-LGシステムズが提供しているグループウェアがCLOVERです。全24機能と多機能でユーザーの利便性を追求しているのがポイント。英語、韓国語にも対応しています。
初期費用:0円
月額費用:400円~/1ユーザー
19. Airy(エアリー)
Airyは運用支援コンサルティングも提供するグループウェアで、用途に合わせて必要な機能を選択することができます。ソーシャルメディア構築・運用代行のガイアックスが提供しています。
初期費用:25,000円
月額費用:625円/1ユーザー
20. Works Mobile(ワークスモバイル)
コミュニケーションツールとしてお馴染みの「LINE」傘下であるWorks Mobileが提供するグループウェアです。メッセージ機能ではLINEキャラクターをスタンプとして使用できるので、社員受けを狙うならおすすめ。
初期費用:0円
月額費用:360円~/1ユーザー
まとめ
最後に、今回紹介したグループウェア20製品の初期費用と月額費用を比較した表を掲載しておきます。
今回グループウェアを20製品比較しましたが、多くの方が人気グループウェアから導入製品を選択することかと思います。やはり人気グループウェアは多数の企業に導入されているという安心感もあり、ユーザーの利便性を追求しているのがポイントですね。
慎重な製品検討で自社に最適なグループウェアを導入していきましょう。