働き方改革の重要性が問われるようになってから、多くの企業が労働時間の短縮やテレワークなど、時間や場所に捉われないワークスタイルの実現を目指しています。しかし、日本が抱える働き方に対する様々な課題を解決するためには、「より一層 活躍する働き方」の実現が必要だと、日本マイクロソフトでは考えています。
チームワークと創造力を高めることで、真の働き方改革を実現するために、日本マイクロソフトではMicrosoft 365という史上最高のセキュアな統合インテリジェントソリューションを提案しています。
場所を問わずに組織を超えたスピーディーなコラボレーションの実現
日本マイクロソフトでは、2010年から2015年の間に働き方改革に取り組み、40%のワークライフバランスへの満足度を達成しただけではなく、26%の事業生産性と7%の働きがいの向上を実現しました。その背景には、従来の固定性や部門ごとのコミュニケーションという壁を取り払い、場所を問わずに組織を超えたスピーディーなコラボレーションの提供があります。
具体的には、いつでもどこもで仕事ができるテレワークの整備に、音声や動画で場所を問わずにコミュニケーションが図れるSkype for Businessの活用、そしてOffice 365をはじめとしたクラウドの積極的な利活用が、働き方改革を推進してきました。さらに日本マイクロソフトでは、さらなる社内改革と顧客企業への貢献、社会へのコミットメントを推進していくために、「働き方改革 第二章へ」という新しいテーマに取り組んでいます。
新しい働き方改革では、「より一層 活躍する働き方」を「安心安全な環境で実現」するために、Microsoft 365 Enterpriseの積極的な利活用を提唱しています。
ビジネスの創造力とチームワークに貢献するMicrosoft 365 Enterprise
チームワークと創造力を高めることで「より一層 活躍する働き方」を実現するMicrosoft 365 Enterpriseは、史上最高のセキュアな統合インテリジェントソリューションです。
まず、創造性の発揮においては、最新版のWindows 10によって提供されるインクや音声にタッチ操作という自然な作業で、より直観的で創造性に集中した作業をサポートします。また、進化したインテリジェントなアプリケーションが、煩雑な編集作業を軽減し、少ない操作のステップで人を惹きつけるコンテンツを作成します。さらに、クラウドを活用して他のユーザーの作業や専門知識も活用できるので、創造性の高いビジネスを遂行できます。
そしてチームワークにおいては、法人向けのセキュアなメールや音声にビデオを利用できる上に、誰もが全社規模のコミュニティに参加できるコラボレーション環境を提供します。リアルタイムでのドキュメント共有と共同作業によって、組織を超えたチームワークを強化します。
加えて、新たに提供されるMicrosoft Teamsにより、会話を中心にしたワークスペースに多様なコミュニケーションツールやファイルを統合し、新しい働き方改革のハブを提供します。
会話から生まれる新たな部門横断のプロジェクト
すでに【待ったなし、働き方改革が目指す真のゴールとは】で、Microsoft 365 Enterpriseが実現する「組織を超えたコラボレーション」と「働き方改善をAIがサポート」に「会議ではその場で意思決定」については触れてきました。これらの効果に加えて、さらに「会話を中心にした部門横断の連携」も、Microsoft 365 Enterpriseを全社規模で導入するメリットです。
「会話」と聞くと、メールやウェブに比べて古いコミュニケーションの方法だと思われるかも知れません。しかし、ここに興味深い数字があります。
US Bureau of Labor Statistics、Boston Consulting Group、Mckinseyの調査によれば、知識労働者は1週間の労働時間の内28%をメールの対応に費やしているのです。大量のメールに対応するために、参加する22%の会議において10分ごとにメールを送信しています。さらに深刻なことに、メールによってオフィスワーカーは3分ごとに作業を中断させられているのです。
こうした課題を解決するためには、メールを超えた新しいコミュニケーションの導入が求められています。それがMicrosoft Teamsです。
Microsoft Teamsについては、他のコラムで詳しい仕組みや活用例などを紹介していますが、ここでは「会話から生まれる新たな部門横断のプロジェクト」について触れておきます。
Microsoft Teamsは、ビジネスで利活用できるSNSのようなコミュニケーションのハブになります。Facebookのニュースフィードという画面や、LINEのグループのように、複数の参加者が自由にコメントを書き込んだり、ドキュメントやリンクなどを投稿できます。それは、記録の残るチャットのような存在では、ちょっとした話題からプロジェクトに関連する多様な情報交換まで、さまざまな「会話」をサポートします。
その結果、参加者はいつどこのタイミングからでも、「会話」の流れをさかのぼって話題をキャッチアップできるので、会議を開いたりcc:だらけのメールをやり取りすることなく、端的に組織や部門を超えたコミュニケーションを可能にします。
Microsoft Teamsを含め、ビジネスの創造力とチームワークに貢献するMicrosoft 365 Enterpriseは、まさに真の働き方改革が求める統合インテリジェントソリューションなのです。