小売業

基幹ソリューションSunny-Sideでファッション・アパレル業務管理の課題解決!

基幹システムとは会社の主要業務に直接関わるシステムのことで、ファッション・アパレル業では生産・販売・在庫管理、MD計画などを支援するシステムが該当します。本記事では業界の課題について解説し、解決のための基幹ソリューション「Sunny-Side」に期待できること、オペレーションの可視化機能についてご紹介します。

基幹ソリューションSunny-Sideでファッション・アパレル業務管理の課題解決!

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ファッション・アパレル業界でありがちな課題とSunny-Sideで可能になること

ファッション・アパレル関連のメーカーや卸業者、小売業者は共通する課題をいくつか抱えています。ファッション・アパレル業界で求められる機能をパッケージ化し、提供できるのが、専用の基幹ソリューション「Sunny-Side」です。業界にありがちな課題と、Sunny-Sideの利用でどんなことが可能になるのかを解説します。

業務ごとにシステムが異なり正確なデータの把握が難しい

ファッション・アパレル企業は業務ごとに導入したシステムが異なる現状があります。販売チャネルも多岐にわたるため、多くのケースでデータの把握や管理が煩雑です。

例えば、企画・生産の段階で型番が同じでも、色やサイズごとに原価や上代が違い、独自の品番で管理しているため、商品のデータベース登録や変更作業に時間がかかる問題があります。追加生産や発注では在庫のチェックと売り上げの現状把握、今後の見通しを立てる必要がありますが、在庫管理と受注管理など業務ごとにシステムが異なると、全体の数字を把握する作業も時間がかかります。委託販売やフランチャイズ店と提携していれば、そちらの在庫確認も必要です。そもそも在庫管理がシステム化されていないと、不良在庫やB品(ワケあり品)をどのくらい抱えているかが把握できません。

また、生産から販売までの各業務でシステム同士が連携していないと、組織内での迅速なデータ共有が困難です。情報伝達のために担当者同士がいちいちメールや電話で個別に連絡しなければならなかったり、担当者が不在の場合は情報を把握できなかったりするケースもあります。データを手作業で転記したり、システムごとに同じ内容を二重で入力したりと非効率な作業も発生します。追加や修正をする際にヒューマンエラーが生じ、システム間で在庫数の相違が起こるケースも少なくありません。このように業務ごとにシステムが異なることで、生産性の低下や販売機会の損失などを招きます。

これらの課題を解決できるのが、生産から小売りまで網羅したオールインワンの機能を搭載した基幹ソリューション「Sunny-Side」です。メーカーや卸、個人店舗など幅広い業種に対応し、データの一元管理を可能にします。特有の商品管理や生産計画、所要量計算など生産プロセスから販売までの一貫した業務管理に加え、ECサイト、倉庫管理システムとの連携により在庫情報の一元管理も可能です。これにより生産性の向上他、販売機会の損失回避をします。

本部と店舗の進捗管理や連携が難しい

ファッション・アパレル企業では、自社本部と各店舗の作業指示や事務連絡などを頻繁に行う必要があります。各店舗は独立した運営管理をしており、接客のほか、仕入れ・在庫・売り上げ管理・分析、販売促進、顧客管理、スタッフの管理や教育も担います。

各店舗では事務作業が多く、接客・販売やスタッフ教育など集中したい業務に時間を割けない現状あります。本部は各店舗が本来の接客・販売に時間を割けるように、円滑な事務作業の指示を行うことが必要です。このように売り上げの増加や店舗運営のレベル向上を目指すには、本部との円滑なコミュニケーションが不可欠ですが、店舗における日々の業務に追われてしまい、本部への報告が遅れる、本部からの情報量が多く処理しきれないといったコミュニケーションに関する課題を抱えるケースがあります。

結果として、本部は各店舗の状況が十分に把握できず、売り上げを改善するためのフォローやキャンペーン販促などが実施しづらいケースは少なくありません。特に本部からの連絡手段が電話やメールでは、その場限りの情報の交換になってしまい、店舗との進捗管理を逐一共有したり、連携したりすることは難しいでしょう。

しかし、Sunny-Sideなら、本部と店舗とのコミュニケーションツールとして活用できます。作業指示を一括で行え、進捗状況の一覧も双方で共有できるので、全社一貫した確実な進捗管理を実現します。

MD計画や予算をExcelで管理しており時間がかかる

多くのファッション・アパレル企業では商品計画(MD計画)や予算管理などのデータ管理をExcelに頼っているのが現状です。Excelはオフィスソフトとして業種や職種を問わず、多くの会社で日常的に使われています。データ管理の自由度が高く、ファッション・アパレル企業でも商品の登録・変更が簡単にできる点はメリットです。比較的簡単に操作できるため誰でも覚えやすく、Microsoft Officeのライセンス購入のみで大きなコストをかけずに利用できます。外部システムとの連携にも優れています。

一方でファッション・アパレル企業に適した基幹システムとは言えません。受注管理や分析に使用する場合は組織・チーム内での取り扱いにルールが必要で周知が求められます。作業者のスキルや工夫に頼る部分が大きいため、属人化しやすいという課題もあります。オフライン環境での作業がメインで、メンバー間の同時編集はできず、情報の共有が遅れてしまいがちです。ファイルやデータ同士の連続した処理も自動化できません。入力ミスも避けられないデメリットです。

Sunny-Sideは商品企画の段階から発注までを可視化し、商品リリース・流通まで無駄のないプロセスをサポートします。また、MD計画をフロー図としてマップ化し、関係者全員と情報を共有できるため、常に最新の内容で把握することが可能です。

Sunny-Sideの機能『MDオペレーションの可視化』

基幹システムのSunny-Sideは経営資源の有効活用や、本部と工場、店舗スタッフのシステム共有、商品・在庫管理、取引先との連携強化などに有効な、さまざまな機能を搭載しています。ここではMD計画の立案から調達・物流、販売、分析など全体的な進捗が分かるようになる、MDオペレーションの可視化機能について解説します。

企画スタートから発注までの進捗状況を見える化

Sunny-SideのMDオペレーション可視化機能を利用すれば、商品企画から発注までのプロジェクトの進み具合を見える化できます。商品デザインがスタートすると、サンプル製作、上代決定、原価決定、展示会、初回発注へと進みます。MDオペレーション可視化機能は商品台帳と連携し、登録内容に合わせた発注進捗の確認が可能です。

MDオペレーションの展開に遅れが生じないように、相互チェックを行い、進捗が遅れている商品は代替品にするなど、早期対応を行えます。発注入力や申請、発注書発行の進捗管理により、発注漏れを未然に防ぐことが可能です。MDオペレーション可視化機能は計画を遂行し、確実な自社商品の流通を目指せます。

MDマップのマップ化で計画の精度を向上

MDオペレーションの計画を一覧できるようにマップ化し、多角的に共有・見える化できます。例えば、各店舗とプレス(広報担当)が情報を共有することが可能です。担当者は商品台帳の入力内容にミスはないかチェックし、バイヤーは商品ラインナップからトレンドと定番のバランス、商品投入計画の適正さを確認します。マーケティング担当は予算進捗をチェックし、目標を達成できる計画かを判断できます。情報共有を強化することで各担当者による相互管理が可能になり、MD計画の実績を検証し振り返ることで精度向上を目指せます。Sunny-Sideはファッション・アパレル業界の業務管理の課題を解決します。

まとめ

ファッション・アパレル業界特有の業務管理の課題を解決するには、Sunny-Sideの基幹ソリューションがおすすめです。MDオペレーションの進捗状況を見える化し、マップ化した計画の情報共有を強化することで、実績検証と振り返りが可能になり、計画の精度向上を実現します。

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