クラウド移行(インフラ・DB)

ハイブリッドクラウドとは?メリット・デメリット・構成例も解説!

ハイブリッドクラウドとは?メリット・デメリット・構成例も解説!1

「ハイブリッドクラウド」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。ハイブリッドクラウドとは、AzureやAWSなどのパブリッククラウドと、パブリッククラウドの一部を自社が占有するプライベートクラウド、自社で用意するプライベートクラウドやオンプレミス環境のいずれかを組み合わせたクラウドのことです。
この記事を読んでいただくことで以下を理解できるので、ぜひ参考にしてください。

  • ハイブリッドクラウドとして組み合わせることでどのようなメリットがあるのか
  • あなたの会社がハイブリッドクラウド環境を構築すべきなのか
クラウド移行 まるわかりガイド

ハイブリッドクラウドを理解するための基礎知識 

ハイブリッドクラウドとは?メリット・デメリット・構成例も解説!2

ハイブリッドクラウドの前に、「クラウド」について説明します。あわせて、クラウドの対義的な表現である「オンプレミス」のことも理解しておきましょう。

クラウドとは?サーバーの場所によって2つに分かれる 

クラウドとはインターネットを介して、ユーザーがオンラインで受けることができるサービスです。
クラウドのサービスのうち、本記事でテーマとなるのが「クラウドコンピューティング」。クラウドコンピューティングは、クラウド事業者が提供するコンピューティングリソースをオンラインで利用できるサービスです。

クラウドコンピューティングは大きく以下の2つに分類できます。

  • パブリッククラウド
  • プライベートクラウド

パブリッククラウド=複数社共有のクラウドサーバー

「パブリッククラウド」とは、クラウド事業者(Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなど)が提供するコンピューティングリソースを利用するサービスです。
クラウドコンピューティングは、1台のサーバーの中で仮想化されたサーバー(仮想マシン)を利用します。仮想化されたサーバーを利用すると、多くの場合、1台のサーバーを複数社が共有することになります。1台のサーバーの中に複数社の仮想マシンを同居させるためです。

パブリッククラウドの利用によるメリットは、以下の通りです。

  • 利用開始までの時間が短い
  • 自前でハードウェアの調達や保守・運用をする必要がなくなる
  • アクセスの増減など、需要に合わせたリソースの拡張性が高い
  • 複数拠点への負荷分散が可能になるため、可用性が高い設計を容易に行える

一方で、パブリッククラウドの利用には以下のデメリットも挙げられます。

  • カスタマイズ性が低い
  • 従量課金制なので、事前の費用計上が難しい


プライベートクラウド=自社の専用クラウドサーバー

「プライベートクラウド」は、自社のデータセンターとサーバーを用意し、仮想化したコンピューティングリソースをオンラインで利用するサービス形式です。

パブリッククラウドでは複数社が共有することが多いですが、プライベートクラウドでは自社専用のサーバーとして利用できます。「仮想マシンが同居することで、安心して機密情報を保存できない」とパブリッククラウドに抵抗があるケースもあるかもしれません。しかしプライベートクラウドであれば自社のみがサーバーを占有しているので、機密情報の保存に対する心配はなくなります。

プライベートクラウドの利用によるメリットは、以下の通りです。

  • 自社のみで利用するため、カスタマイズ性が高くなる
  • リソースの同居によるセキュリティ面の心配が少ない

一方で、プライベートクラウドの利用には以下のデメリットも挙げられます。

  • 利用開始までの時間がパブリッククラウドに比べて長い
  • リソースの拡張性がパブリッククラウドに比べて低い

クラウドの対となる言葉・オンプレミスとは?

クラウドの対になる利用形態としてオンプレミスがあります。オンプレミスとは、自社で調達したサーバーを利用する形態のことです。仮想化技術が発達する前までは、オンプレミスで運用を行うしかありませんでした。

オンプレミスは仮想化を行わずに、ホストOSをそのまま利用することも可能です。仮想化によるリソースのオーバーヘッドも気にする必要がありません。クラウド利用をしないことによるメリットが、オンプレミスを利用することのメリットとして挙げられるようになりました。

クラウドと比較したオンプレミスのメリットは、以下の通りです。

  • 基盤となるハードウェアやソフトウェアの選定を自由に行える
  • 閉域網内での利用が容易なため、セキュリティ面の心配が少なくなる
  • 自社でサーバーやネットワーク構成を自由にカスタマイズできる
  • クラウドに保存するのは抵抗がある機密情報を保存できる

一方で、クラウドと比較すると以下のデメリットも挙げられます。

  • 導入までの時間が長い
  • 自社で保守運用を担当する必要がある
  • リソースの拡張性が低い
  • 複数拠点での運用は場所、設備、電気などコストが非常に高くなる

ハイブリッドクラウドとは?わかりやすく解説

ハイブリッドクラウドとは?メリット・デメリット・構成例も解説!3

ハイブリッドクラウドは、先述のパブリッククラウドとプライベートクラウド、オンプレミスの自社環境を組み合わせて利用するクラウドの形態です。組み合わせることでそれぞれのメリットを活かし、デメリットを補いながら運用することが可能になります。

ハイブリッドクラウドのメリット

ハイブリッドクラウドとは?メリット・デメリット・構成例も解説!4

ハイブリッドクラウドの利用によるメリットは、以下の通りです。

  • セキュリティ向上、負荷分散
  • コスト削減
  • データ消失へのリスク対応
  • クラウドへの移行期間も環境の維持が可能

セキュリティ向上・負荷分散

パブリッククラウドの利用時は機密情報の保存に抵抗がありました。プライベートクラウドやオンプレミスであれば他社を気にする必要がないため抵抗は少ないでしょう。ハイブリッドクラウドの利用時に情報の重要度ごとに保存先を分けることで、パブリッククラウド単体で利用するケースよりもセキュリティ面の不安を低減できます。
またオンプレミス環境で弱いリソースの拡張性を補うために、パブリッククラウドやプライベートクラウドの拡張性を組み合わせることで、リソースの負荷分散を容易に実現可能です。

コスト削減

オンプレミスは、リソースの最大需要を見込んでサーバーを用意する必要がありました。その場合、需要が少ない時期にはリソースを持て余してしまうことになります。また最大需要を超えた時には、追加のサーバーを用意するための時間やコストが大きくなるというデメリットがありました。
パブリッククラウドやプライベートクラウドではリソースの増減が容易に行えるため、オンプレミスのデメリットを補うことが可能です。「足りなくなった分はパブリッククラウドで補えばよい」と考えることで、最初から必要以上にハイスペックなサーバーを用意する必要がなくなります。

データ消失リスクへ対応可能

ハイブリッドクラウドを利用することで、データ消失リスクを少なくできます。ハイブリッドクラウドは複数拠点で構成するので、保存先を複数に分散できるためです。また主にパブリッククラウドでは自動で複数拠点にバックアップを保存してくれる点もメリットになります。
プライベートクラウド、オンプレミスの単一構成では災害発生時などにデータが消失してしまう恐れがありますが、パブリッククラウドと組み合わせることで、データ消失リスク低減を実現可能です。

クラウドへの移行できない環境も維持が可能 

ハイブリッドクラウドはクラウドへ移行できない環境も維持することが可能です。
クラウドへの移行を考えると、ライセンスやハードウェアの要件によって移行できない環境が存在します。そのため泣く泣く使い慣れていないサービスやOS、ソフトウェアに切り替えなければならないケースもあるでしょう。
ハイブリッドクラウドを利用すれば、移行できない環境はそのままオンプレミスに残せます。それ以外をクラウドに移行すれば、使いたいサービスやソフトウェアの維持ができるのです。

ハイブリッドクラウドのデメリット

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ハイブリッドクラウドにもメリットだけでなく、デメリットも存在します。
デメリットとして挙げられる点は、以下の通りです。

  • 複雑な環境になりがち
  • クラウド、オンプレミスそれぞれに精通している必要がある
  • コスト管理が複雑になる

複雑な環境になりがち

ハイブリッド環境は複雑になりやすいデメリットがあります。クラウドのみ、オンプレミスのみで完結する環境に比べて環境間の接続を考えなければならないためです。
クラウド–オンプレミスで構築されているシステム連携の場合、インターネット接続ではなく専用のルートを確保するケースが考えられます。システムが求めるネットワーク要件として暗号化が施されたセキュアな経路や、大容量の帯域を用いることが必要になるためです。通常のインターネット接続では要件を満たすことができない場合、VPN接続や専用線接続が必要になります。またシステムを連携させる際にも通信ルールや、システムの権限管理が求められます。
上記のように、システムを連携させると単一の環境と比べて複雑な環境となってしまい、考慮すべき点が増えてしまうデメリットがあります。

それぞれの環境に精通している必要がある

ハイブリッドクラウドを利用する場合は、利用するそれぞれの環境に精通しなければなりません。サービスを組み合わせることで、利用するサービスの数が増えるためです。
例として、オンプレミスとパブリッククラウドのハイブリッドクラウド運用時に「自分はオンプレミスの担当だったからパブリッククラウドのことは何も知らないまま運用している」では説明を求められた際に応じることができません。どの組み合わせであっても複数環境を組み合わせるため知っておくべきことも増える、と認識しておく必要があります。

コスト管理が複雑になる

ハイブリッドクラウド環境は、コスト管理が複雑になることもデメリットです。
パブリッククラウドはリソースの料金体系から費用計上が難しいことが挙げられますが、この点はハイブリッドクラウドでも引き継がれることになります。当然オンプレミスやプライベートクラウドのリソース費用も考えなければなりません。
コスト削減ができるからハイブリッドクラウドを選択したのに、結果的にコストが高くなってしまった、とならないよう管理が必要です。

ハイブリッドクラウドの構成例 

先述の通り、ハイブリッドクラウドは自社環境とパブリッククラウド環境を組み合わせて利用します。組み合わせの例として以下があります。

  • オンプレミスとパブリッククラウド
  • プライベートクラウドとパブリッククラウド
  • オンプレミスとパブリッククラウドとプライベートクラウド

オンプレミスとパブリッククラウド

自社環境としてオンプレミスを選択するケースです。
プライベートクラウドと組み合わせる場合と比較して、サーバーの仮想化によるオーバーヘッドを減らした高い処理能力を発揮できます。また機密性が高いデータをオンプレミス側に残すことで、セキュリティ面の不安を低減させられるでしょう。

オンプレミスのデメリットである拡張性の低さを、パブリッククラウド側で補うことも可能になります。

プライベートクラウドとパブリッククラウド

自社環境としてプライベートクラウドを選択するケースです。
オンプレミスと組み合わせる場合と比較して、サーバーの導入や運用のコストを抑えられ、リソースの柔軟性をより高く発揮できます。
一方でデメリットとして、サーバーの仮想化によるリソースのオーバーヘッドのため自社環境側としての処理能力が劣ることです。またクラウドへのデータ保存が必要になり、機密情報の扱いなどに不安を覚えるケースも考えられます。

オンプレミスとパブリッククラウドとプライベートクラウド

3つの環境を全て組み合わせたケースです。
メリットとして2つの環境を組み合わせた時よりも、リソースの柔軟性、負荷分散や災害への耐性をさらに強化することができます。
一方でデメリットとして、2つの環境を組み合わせたハイブリッドクラウドよりも費用が高くなってしまう可能性が高いです。また3つの環境を組み合わせることで、さらに複雑な環境になってしまうことや理解すべき知識が増えてしまうことも挙げられます。

ハイブリッドクラウドの利用が適する企業 

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多くの企業がハイブリッドクラウドを利用した方がいい、といえます。ハイブリッドクラウドはオンプレミスとプライベートクラウド、パブリッククラウドの各環境の利点を組み合わせたいいところどりをした環境のため、弱点が少なくなるためです。

オンプレミスのみでの運用を考えると、リソースの拡張性や運用のコスト、データ損失リスクなどサーバーの処理能力だけでは補いきれないデメリットが存在します。プライベートクラウドのみの環境もパブリッククラウドと比較すると、リソースの拡張性や運用コスト、利用開始までのリードタイムでは勝てません。一方でパブリッククラウドのみの利用も、カスタマイズ性の低さや機密情報の扱いなど不安を残します。

ハイブリッドクラウドであれば、互いのデメリットを打ち消し合いながらメリットを生かすことができるため、多くの企業にとって最適な選択肢になり得るといえるでしょう。

ハイブリッドクラウドの利用が適さない企業

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ハイブリッドクラウドの利用が適さない企業の特徴として、以下の特徴が挙げられます。

  • 自社環境のみで問題なく運用できる
  • 取り扱うデータやリソース需要が増える見込みがない

上記2つの特徴を持つ企業であれば、ハイブリッドクラウドによるメリットが少なくなります。機密情報を持たない企業はありません。一方でリソースの拡張性などは、運用するサービスの状況によっては自社だけで対応できる企業もあるでしょう。よってセキュリティ面だけを考慮して、オンプレミスだけで運用するというケースが考えられます。

ただし新サービスのリリースなどによって需要が高まるケースや、リモートワークの導入などオンプレミス環境だけでは不都合が発生する可能性があります。のちのちパブリッククラウドが必要になるケースが出てきそうなら、同じタイミングでハイブリッドクラウド導入を検討してみるのもよいでしょう。

ハイブリッドクラウドの導入方法 

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ハイブリッドクラウドの導入するための流れは、以下の通りです。

  1. ハイブリッドクラウドが必要な理由を明確にする
  2. データの仕分けを行う
  3. 実現に向けて最適なパブリッククラウドを選択する

ハイブリッドクラウドが必要な理由を明確にする

第一にすべきことは、ハイブリッドクラウドが必要である理由を明確にすることです。ハイブリッドクラウドの導入が目的になってしまってはいけません。先述の通り、ハイブリッドクラウド導入に適さない企業も存在します。

「リソースの拡張性のためにパブリッククラウドに〇〇システムを移行したいけど、使えるミドルウェアの制約があるからXXの部分だけはオンプレミスに残しておきたい」など、具体的に理由を定めておきましょう。

データの仕分けを行う

ハイブリッドクラウド導入の理由が明確になったら、データの仕分けを行います。具体的には「クラウドに移行するデータ、システム」と「オンプレミス側に残すデータ、システム」に分類してください。また「なぜこのデータをここに配置するのか」の理由も明確にする必要があります。

データの特徴や機密性、データを利用するシステムの通信要件、バックアップなどを考慮して、どのデータをどこに配置すべきかを仕分けしましょう。

実現に向けて最適なパブリッククラウドを選択する

データの仕分けを終えたら、最適なパブリッククラウドを選択します。パブリッククラウドの選択にも明確な理由が必要です。ハードウェアやセキュリティ、コスト面など最重要な要件から選択肢を絞り込んでいきましょう。

パブリッククラウドは似たり寄ったりなサービス、と考えるかもしれません。しかし、カスタマイズ性の違いや扱うサービス、料金の支払いなど細かい点での違いは多くあるため、時間をかけて最適な選択をしていきます。

ハイブリッドクラウド導入時の注意点 

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ハイブリッドクラウドには多くのメリットがあり、その導入方法についても説明しましたが、導入時の注意点があります。注意点は以下の通りです。

  • コスト検討
  • セキュリティ対策
  • 監視や管理の方法

コスト検討

オンプレミスのみの運用と比較するとコストが低くなりやすいハイブリッドクラウドですが、注意も必要です。ハイブリッドクラウドでは費用の試算や運用を適切に行うことが求められます。

ハイブリッドクラウドではハードウェア調達などの導入費用が少なくなります。しかし、パブリッククラウドのランニングコストは発生します。そのためリソースの需要に合わせてスペック提言や台数削減などを適切に行いましょう。適切なリソース運用をできないとリソースの無駄使いが発生し、結果的にハードウェア調達よりも高くついてしまう可能性があります。

またリソースの需要によっては、当初確保していた予算よりも費用が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。

セキュリティ対策

ハイブリッドクラウドを利用するためには、何かしらの方法で自社環境とパブリッククラウド環境を接続させる必要があります。
ハイブリッドクラウドの利用によるセキュリティ面の不安を低減させるためには、安全なネットワークに接続しましょう。もちろん安全なネットワークにも、ある程度の帯域がなければ通信要件を満たすことができない可能性もあります。VPN接続や閉域網接続のサービス利用を検討してください。

また、適切なアクセス権限の管理をしなければなりません。IAMロールやグループなどを利用して、各システムやデータに対する必要最低限のアクセス権限が行き渡るように管理を行いましょう。

監視や管理の方法

ハイブリッドクラウドでは、監視や管理の方法がより大切です。パブリッククラウドと自社環境が混在するため、片方だけの場合よりも監視や管理をするスコープも増えることになります。

特に各環境を接続していたり、連携していたりする箇所は、既存の監視や管理方法を使えない可能性も考えなければなりません。そのため、どういった監視や管理をすれば正常性を確認できるのか、定義をしておくことが求められます。「パブリッククラウドのメトリクスXと、自社環境のメトリクスYが満たされていればOK」「プライベートクラウド側のリソース拡張性はあまり考えず、パブリッククラウドのみで調整」のように、それぞれの環境を組み合わせた監視、管理方法が必要になることもあるでしょう。

Azureを利用したハイブリッドクラウド

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Microsoft Azureをパブリッククラウドとして利用することで、ハイブリッドクラウドを実現することが可能です。また「Azure Arc」を用いることでAzureに限らず、オンプレミスやプライベートクラウド、AWSなど他社のパブリッククラウドの仮想マシンに対して、Azureの仮想マシンと同様の管理をできるようになります。

Azure Arcによって連携された仮想マシンはAzure Portal上での一元管理が可能です。Azure Arcの登場前までは、Azure側と自社環境側それぞれで監視、管理の方法を用意する必要がありました。Azure Arcは一元管理ができるため、自社環境側の監視、管理の負担を低減させることを実現しています。

Azure Arcは、対応している以下のリソースに対して利用が可能です。

  • サーバー
  • Kubernetes
  • データサービス
  • VMware vSphere
  • SQL Managed Instance
  • アプリケーションサービス

Azure Arc自体には料金が発生しません。無料でAzureと自社環境を監視、管理できる手段を入手できます。ハイブリッドクラウドの利用時にAzureと別環境を組み合わせる場合には、監視、管理方法としてぜひAzure Arcを利用してください。

まとめ 

ハイブリッドクラウドはパブリッククラウドと、オンプレミスやプライベートクラウドといった自社環境を組み合わせて利用するクラウドのことです。複数で運用することによってそれぞれのメリットを活かし、デメリットを低減することが実現できます。パブリッククラウドの導入時は、既存環境と組み合わせてハイブリッドクラウドとして運用することを検討してみてはいかがでしょうか。11

ハイブリッドクラウドはパブリッククラウドと、オンプレミスやプライベートクラウドといった自社環境を組み合わせて利用するクラウドのことです。複数で運用することによってそれぞれのメリットを活かし、デメリットを低減することが実現できます。パブリッククラウドの導入時は、既存環境と組み合わせてハイブリッドクラウドとして運用することを検討してみてはいかがでしょうか。

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