アプリケーション開発に伴い、開発にコストがかかりすぎる、リリースしても購入してもらえない、人気が出ないなど課題は多々挙げられます。
このような課題を抱えているのなら、アプリケーション開発支援サービスを検討してみてはいかがでしょうか。本記事では、「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」について解説します。
アプリケーション開発支援サービス「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」の概要
「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」は、フェンリル株式会社が提供しているサービスです。日本Microsoftが提供している開発者育成プログラム、Cloud Native Dojoの提携パートナーとして誕生しました。フェンリル株式会社は2005年に創業した企業で、デザインと技術にこだわったプロダクトおよびサービスの制作を手掛けています。
同サービスは、フェンリル株式会社の強みである高精度なプロトタイピングを活かしていることが大きな特徴です。
また、ソフトウェア開発に15年以上携わってきた中で培ったUXに関する豊富な知識とノウハウを活かし、UXコンサルティングから実際に使用できるβ版の完成まで包括的にサポートしてくれます。短期間でβ版の完成に漕ぎづけられるのも、同サービスの強みと言えるでしょう。
制作しようとするアプリケーションにもよりますが、同サービスの公式サイトに掲載されている期間イメージでは、β版の完成まで約半年程度です。
市場からのリアクションやユーザーからのフィードバック獲得をスピーディに行えるため、開発サイクルを速くできます。限られた時間の中でのアプリケーション開発においては、強い味方となってくれるサービスです。
「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」の特徴とは
前述したとおり、「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」は非常に優秀なアプリ開発サービスです。高精度なプロトタイピングによりフィードバックの獲得でき、そのフィードバックを分析することで、目的達成までの道筋が明確化されます。PWAやiOS、Androidなど開発目的のネイティブアプリに合わせてサービスを選べるのも特徴です。高精度プロトタイピング
「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」ではAzureとPWAを活用することで素早い実証実験が可能です。PWAとは、Progressive Web Appsの略で、アプリケーションをインストールすることなく、ウェブサイト上でネイティブアプリのようなユーザー体験を提供できる技術を指します。高精度なプロトタイピングの実現には、このPWAが欠かせません。
PWAならば、通常のモバイルアプリケーションのように、プッシュ通知やホーム画面へのアイコン追加できます。また、オフライン環境でも利用可能なことも特徴の1つです。
高精度プロトタイピングで得られるのは、ユーザーからのリアリティのあるフィードバックです。アプリケーション開発において、ユーザーから寄せられるリアルなフィードバックは欠かせません。
フロントエンドにPWAを採用することで、一般的なネイティブアプリケーション開発よりも工数を大幅に削減できます。それゆえ、高度な実証実験をスピーディに行えるのです。また、バックエンドにマネージドサービスを活用していることも特徴です。
ネイティブアプリプロト開発
「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」では、Azureに加え、mBaaSを利用しているため、ネイティブアプリのプロト開発においても素早い実証実験が可能です。スピーディに実証実験用のアプリケーションを開発できるので、リリース予定日までの期間が短くても十分に対応していけるでしょう。
「アプリケーションが実際にどのように動作するのか・不具合は起きないか」ということは、実際に動かしてみなければわかりません。そのため、開発の現場ではトライ&エラーを繰り返し、必然的にリリースまでの期間が長くなってしまいます。
スピーディに実証実験用のアプリケーションを開発できることで、短い時間の中でもトライ&エラーを繰り返せるので、アプリケーションのクオリティを高められます。
また、開発費用の抑制につながるのも、大きなメリットです。アプリケーション開発環境に費やす費用が重荷になっているという企業は少なくありません。多くの開発企業は、何とかして開発中のコストを削減したいと考えています。「アプリ開発⽀援 for Microsoft Azure」なら、このような課題も解決できるでしょう。
参考:アプリケーション開発には「GIMLE」の支援サービスもご検討を
フェンリル株式会社は、さまざまなサービスをリリースしていますが、「GIMLE」もその1つです。こちらはクラウド活用支援サービスであり、現在広がりを見せつつある新たな働き方や、生活様式への対応を想定しています。
フェンリル株式会社が、「GIMLE」をリリースしたのは2020年9月のことです。日本では新型コロナウイルスが猛威を奮い、人々はこれまでと大きく異なる生活を強いられるようになりました。このような状況下におけるアプリケーション開発企業をサポートするため、フェンリル株式会社では同サービスをリリースしました。
「GIMLE」はクラウドによるアプリケーション開発環境の構築と、導入後のサポートを含めた包括的なサービスです。導入により得られるメリットは多々ありますが、1つにはUXの改善が挙げられます。クラウド化により、UXの土台たるパフォーマンスの応答速度を高められます。
ほかにも、課題の変化やパフォーマンス改善にスピーディに対応できるような提案を行っているのも特徴と言えるでしょう。「GIMLE」のデジタル戦略アセスメントでは、新技術の適合やクラウド利用に関するコストの試算にも対応しています。
またインフラ構築においては、システム開発を効率よく進められる環境を実現しました。柔軟性の高い環境が整っているため、開発を行いながらカスタマイズ可能です。
まとめ
アプリケーション開発に課題を感じているのなら、本記事で紹介したサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。どちらも、実績のあるフェンリル株式会社が提供しているサービスなので安心です。じっくりと検討し、自社にマッチしたサービスを選んでください。